監督インタビュー 岡田 あかり
『雨の日は、ハレ』
ごく普通の大学生かすみはバイト先で同年代の晴(はる)に出会う。共に過ごす中で相手を知り、心は近づいていく。互いが当たり前の存在になってきた頃、ふたりは互いにどのような存在になっていくのか、、、
「岡田監督グラ!」
「あ、そんな急に始まるんだ…って言ったらそれも(記事に)書かなあかんのか(笑)」
「そうグラ!」
「あっ、ちょと、黙るわ(笑)一回」
「しっ!」
「黒田監督も入ってきていいグラよ〜!」
「いややわ(笑)」
「やだこれ〜まじか〜(笑)」
「早く進めてください」
「ごめんなさいグラ〜。改めて、タイトルは何グラ?」
「タイトルは、『雨の日は、ハレ』…はずかしい、グラ」
「なんでこのタイトルグラ?」
「いやその、なんか、作品を観て欲しいんですけど、その、直接的すぎてダサいタイトルやけど、逆にそれがいいかなって。
ゼミ課題(本作)、まだ拙いところが多いから、ダサいままいこうかと思って」
「ウブ感グラね〜。監督2作目、どうだったグラ?」
「なんかでも、ちょっと、もっとできたなって後悔が多い作品、かも」
「その中でも頑張ったところを挙げてくグラ!」
「えっと、話に波はないんですけど、ちっちゃい、物語に絶対必要じゃない会話?とかを入れたくて、そういうことをしたいから、
細かいところに気付くか気付かないかみたいなちっちゃいところに気を配りました」
「岡田監督っぽいグラ」
「っぽい?(笑)」
「日常を描くーみたいなってことグラね」
「そう、そんな、20年しか生きてないし、平凡なんで、そんな日常離れした話は書けないので…」
「今回のシネマグラは、日常ものってないグラよね」
「そうだよね、意図を作るのも、自分の日常で思ったこととかやったりするから、
それをそのまま伝えるには、日常っぽい方がいいかなーって感じ、です。(黒田に)あ、どうですか、私の、一足先に観たんですよ」
「監督は結構ネガティブな性格をしていますが、なんやかんや観たら面白いと思います。以上です!」
「っていう黒田君はクオリティが高くて、負けたなーと感じたので卒業制作では勝ちます!」
「なんで俺の話やねん(笑)」
「たしかに僕も黒田君のは観ましたが面白そうでしたグラ」
「岡田さんの話をしてく」
「あ、はいはい!プリプロ秘話とかしゃべっていい?」
「もちろんグラ!」
「公園とかロケハンするとき、やっぱ実際ね、見てみないとわかんないから、
1人で自転車借りて、1日京都市走り回ったっていう、ロケハンをするっていう」
「楽しいグラよね!」
「楽しい!けど、1人はやっぱ、さびしい。
で、知らず知らず遠くに行きすぎて、実際撮影のとき、遠くて。自転車だと遠くに感じないんやけど」
「僕も自転車で南の方の公園まで行っちゃったグラ」
「行っちゃうよね。あとちょっと、って」
「あるあるグラ!じゃあそろそろ締めをお願いグラ」
「私はもちろん一生懸命作ったし、観てもらいたいんやけど、後悔とかもあって、
でも、シネマグラは今年20作以上かな、あるから、みんなの作品も観て欲しいな。
全日きて欲しい。ジャンルいっぱいやから!みんな飛んでるし」
「そうグラね〜」
「ほんとそう。ちらっと、ね。『ちらっと』のぞいたら大きい収穫がね、あるかもやから!」
「ありがとうございました」
「ばーい」