監督インタビュー 吉村 健吾
『ヒーロー歴5年3ヶ月』
ヒーローと悪の組織が多数存在する現代、
近年改造人間による犯罪行為が横行し改造人間への悪評が飛び交うこととなる。
中堅ヒーロー、ライトニングXは改造人間であるが故、彼の職場からクビを通告されしまう…
「吉村監督グラ、お願いしますグラ」
「お願いしまーす。ここは作品名言っとくべきやんな」
「グラ。作品のタイトルをお願いグラ」
「えっと、『ヒーロー歴5年3ヶ月』監督の吉村健吾です」
「お願いしまーす。僕このタイトルめっちゃ好きグラ」
「あ、ありがとう(笑)」
「なんでヒーローものにしようとしたグラ?」
「なんやろ」
「好きだから?」
「ですかね。あのー、うん、昔から特撮観てて、気がついたらヒーロー好きになってて。なんだかんだで離れられない。
で、未だにその少年心を持ちながら大学生活を送ってます(笑)」
「(笑)じゃあもう完全にヒーローものにしよって決めてたグラ?」
「いろいろと迷ってはいたかな。あともう一つギャグ系のを撮ろうかなーって迷ってたねんけどー。
ビジョンが見えてたんがやっぱこっち(ヒーロー歴)の方で」
「やっぱり現場はヒーローもの好きな子とかいたグラ?」
「うーーーん」
「そんなことないグラか(笑)」
「うーん、カメラの子が、普通にヒーローもの分かってくれてて、こういうカット撮りたいって言ったら、
あーここ〇〇のシーンやろって言って、分かってくれる!って。
あとは演じてくれてる子が映画部の特撮好きな後輩で、ノリもよく、分かってくれてたし、
何よりも意図をくみ取って演技してくれて」
「恵まれたグラね、スタッフとかキャストに」
「はい、みんな無茶聞いてくれました(笑)」
「(笑)撮影現場でなんかあったグラ?」
「雨多かったな。雨降るかなって思って撤収したら降らんかったりとか。
最終日は雨めっちゃ降って、外のシーンを屋内で撮ったりとか」
「梅雨やから仕方ないグラねー」
「梅雨やけどなー、平日は晴れてたやんか」
「たしかに、土日に限って降ってたグラね」
「平日天気予報見ながら、なんで今日晴れるねん!って(笑)」
「あるあるグラ(笑)でも、うまいこといったグラ?」
「編集してて、技術のなさとかも感じつつ、自分の思い通りにはなったかな。あともうちょっと時間あるし詰めれたらなって」
「グラ。じゃあ観て欲しいところとかあるグラ?」
「うーん。個人的には、最後のシーンとキャラクターのかけ合いは面白く描けたかな。この演技や!って思いながら」
「最初のナレーションの声かっこいいグラね」
「狙った通り、これこの人やろって人にお願いした」
「良かったと思うグラ!じゃあ最後に一言」
「はい。今まで言い尽くした感あるけど(笑)話は王道を目指せたかなと思いますが、ぜひ楽しんでください!」