監督インタビュー 溝畠 史歩

『はっぴーばーすでー』
10歳の誕生日を迎えた少女、ツグミ。家族に祝福されて幸せなツグミに送られた一通のバースデーカード。このことをきっかけにツグミの幸せな1日は崩れ去っていく。
「溝畠史歩監督グラ。お願いしますグラ!」
「どーも、溝畠です」
「タイトル教えてグラ」
「『はっぴーばーすでー』」
「主役の役者さん、小学生の子だったグラね」
「楽しかったよー」
「監督って、いっつもサイコホラー撮りたいって言ってるグラよね」
「(笑) そうですねぇ」
「今回毛色違うグラね」
「そうやねえ。ほんとは血糊いっぱい使いたかったんやけど。人じゃなくて何か潰そう、そうだ誕生日ケーキを潰そうって」
「『はっぴーばーすでー』ということでね。見どころとか教えてグラ」
「主役の子の演技をみてほしい」
「かわいかったグラ。一方でお父さんお母さん、ドロドロだったグラ」
「たしかにー」
「ドロドロ好きグラ」
「変わってんね」
「よく言われるグラ。そういえばなんでタイトルひらがなグラ?」
「ばかっぽいから」
「(笑) 作品的に英語でもないグラね」
「カタカナはおしゃれやもんね、ひらがなのばかっぽさ最高」
「撮影現場でのエピソード教えて欲しいグラ」
「ロケ地に前乗りで泊まったんすよ。
1日目、プロデューサーと私で泊まって、酒盛りして、二日目も泊まって、もう一人増えて酒盛りして、酒盛りした記憶しかない」
「とても監督らしいグラ」
「家具とかも全部あったし、すごくよかったよね。近所のたこ焼き屋さんが美味しかった」
「最高グラ。ところで、普段演出部が多い監督だけど、今回どうグラ?演出に関して」
「でも、今回は、長回しでどんだけできるか、引き画をめっちゃ多用したな。あと、役者さんを演技の途中で動かしまくるっていう。
やっぱ、それって難しくて、編集してて、そう思いましたね。今後の課題やね」
「来年も楽しみですグラ。じゃあ一言で締めるグラ」
「グラグラ。大人に反発したい人は観に来てー。今年はいろんなジャンルがあるから、
いろんなジャンルを作れる実写制作ゼミっていうのも観れると思うので、シネマグラに来てね、と」
「ありがとうざいましたグラ〜」





























